猫よけ対策に超音波が効果的な理由

猫よけ対策に超音波が効果的な理由について書いています。

超音波による野良猫撃退グッズは、猫に特徴的な機能を逆手にとっています。

猫に特徴的な機能とは・・・

猫よけ対策に超音波が効果的な理由とは

猫は、遠くのかすかな音でも聴き取ります。

20m先の獲物がピンポイントでどこにいるかがわかるほどすごいのです。

猫の聴覚は、五感の中で最もすぐれている機能で、人間の約8倍、犬の約2倍の能力があると言われています。

超音波においても、犬より高い音を聴き取ることができます。

※超音波:人には聞こえない音の周波数帯で、20kHz以上と定義されている場合と、2万Hz以上と定義されている場合があります。

この能力を逆手にとったのが、超音波による猫よけ装置です。

猫にとって嫌な音を超音波で流すと、音の発する領域には近づきません。

猫が、嫌な音になれるということもありますが、よほどその超音波装置のある区域に気に入ったもの・ことがないかぎり、近づくことはありません。

周波数帯を変えることができるタイプの装置なら万全です。

飼い主も知らない声に出ない「ニャー」

猫は、「ニャー」と鳴いているときと同じ口の開け方をしているのに、声がでていないときがあります。

これは、人間には聞こえないだけで、超音波で鳴いているのです。

特に、子猫がこの超音波で鳴いているのは、母猫を呼んでいるときです。

飼い主に向かってこの仕草をするのなら、飼い主さんを母親のように思って、甘えようとしているのです。

体が冷えているサインとも言われています。

猫は、超音波が聴き取れて、超音波で鳴けるなんて、すごいですね。

 

猫がトゲトゲシートの中を歩ける理由

猫よけ対策として、トゲトゲシートが効果的です。

しかし、トゲとトゲの間を歩いているのを見たという報告があります。

「トゲトゲシート」で画像検索すると、トゲとトゲの間を歩いている猫の写真も見ることができます。

これはなぜでしょう?

猫のヒゲは触毛と呼ばれ、狭い所や暗いところを歩くとき、触毛を使って障害物を避けるのに活用しています。この触毛は顔だけではなく、体全体に生えています。

1~4平方センチメートルに1本くらいの割合で生えています。

トゲとトゲの間を歩けるのは、足の触毛を使ってトゲトゲを避けていると考えられます。

それでもトゲトゲシートは、猫よけには効果的ですが、その家がお気に入りの場所なら、必ずどこかの隙間から侵入してきます。

家の周りをトゲトゲシートで囲うと、家全体の見た目も悪いし、費用も高くつきます。

かりに囲ったとしても、猫のジャンプ力をあなどってはいけません。猫は自分の身長の5倍はジャンプできると言われています。ちょっとした塀なら、らくらく飛び越えることができます。

ですので、トゲトゲシートを使うとしたら、大切な盆栽の置いてある周りを囲むか、いつもマーキングしている場所に置く程度の活用でいいと思います。

猫よけ対策に超音波が効果的な理由-まとめ-

・猫の聴覚は、人間の8倍、犬の2倍ある。

・超音波グッズは、すぐれた猫の聴覚を逆手にとって、猫がいやがる音を出す。

・トゲトゲシートは効果的だが、家の周囲に置くとなると大変

 

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